子供のころ、学校から帰っては、 毎日のように秘密基地を建設していた。 設計図もないまま、木材を集めた。 完成しても報酬なんてないけど、 夢中で作った。
目的も学びも価値も、 全部後からついてくる。 夢中でやるからこそ、 気づきが生まれるってことを 僕は知っている。
だけどいま、 僕を取り巻く環境はどうだろうか?
それ、何のためにやるの? お金もないのに。 時間もないのに。 うまくいくかわからないのに。 こんな会話をよく耳にする。
大人になるにつれ、 たいそうな"やる理由"が無いと 何もできなくなっていく。 でも本当はいつだって、 "やる理由"なんて "やってみたいから"でいいはずだ。
あなたのアイデアは、 まだ顔も知らない誰かを 笑顔にするかもしれない。 暮らしを豊かにするかもしれない。 もしかしたら、 世界を変えるかもしれない。
あの頃のように。衝動のままに。 とにかく、手と足を動かして、 前に進もう。
もどるコロナから世界を救う100の習慣
SELF PROJECT
新型コロナウイルスの危機のさなか、私にとって最も心が痛かったのは、インターネット上で誰かを攻撃するような発言が急激に増えたことでした。
そこで、必要以上に他人や政治に向いてしまっている意識を、いま一度自分という最も身近なものに引き戻すべく、この企画を発案しました。
時には、有益な情報を、時には、感情的になっている人をなだめるようなメッセージを発信する。
そして、それをなるべく強制的でなく、ただ、いいな〜と思ってもらえるように、やわらかいコピーとイラストで表現しました。