子供のころ、学校から帰っては、 毎日のように秘密基地を建設していた。 設計図もないまま、木材を集めた。 完成しても報酬なんてないけど、 夢中で作った。
目的も学びも価値も、 全部後からついてくる。 夢中でやるからこそ、 気づきが生まれるってことを 僕は知っている。
だけどいま、 僕を取り巻く環境はどうだろうか?
それ、何のためにやるの? お金もないのに。 時間もないのに。 うまくいくかわからないのに。 こんな会話をよく耳にする。
大人になるにつれ、 たいそうな"やる理由"が無いと 何もできなくなっていく。 でも本当はいつだって、 "やる理由"なんて "やってみたいから"でいいはずだ。
あなたのアイデアは、 まだ顔も知らない誰かを 笑顔にするかもしれない。 暮らしを豊かにするかもしれない。 もしかしたら、 世界を変えるかもしれない。
あの頃のように。衝動のままに。 とにかく、手と足を動かして、 前に進もう。
もどるHUMBLE SESSION MIX #2
music artwork
DJ CecumのMIXシリーズ"HUMBLE SESSION MIX"のアートワークを担当しました。
いくつかの連続的なMIXシリーズを手がける彼の中でも"HUMBLE SESSION MIX"はいい意味で一貫性を持たない。
ただし、シリーズとしての一貫性がない代わりに、そのひとつひとつには強力なコンセプトが存在しており、
それを表現するため、アートワークはCecum本人と話し合いながらディティールにこだわって制作しています。
2番目である本作は、夏を感じる、疾走感溢れる1作。